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婚活砂漠のオアシスに


日々こちらのブログでは、

東京の婚活砂漠レポのような殺伐としたお話が多いので(笑)

今回は「パートナーがいるっていい事だな」と

素直に思えるいくつかの書籍をご紹介です。

★ラブレター 西川美和

こちらは、2015年の文学界1月号に収められた、

映画監督西川美和さんの「ラブレター」という短編です。

妻から夫へ結婚20年に際して書かれた手紙として掲載されています。

20年前に情熱的な手紙をくれた夫に対して、

その手紙への返事として書いた妻からの長い手紙。

読み進めていくと、お互いすっかり愛情をなくし、

恨み言と不満に満ちた最近の結婚生活が浮かんできます。

ただ、妻はそんなつまらない結婚生活に20年を支えられてきたとして、

感謝と愛情の言葉をもって夫へ手紙をつづります。

仕事から帰ってくると家に明かりのついている安心感、

木枯らしの冬でも温かい家の中、

作ってみたかった料理を食べてくれる相手のいること、

嫌なニュースを見たときに一緒に舌打ちしてくれる相手がいること、

夜中の地震で目が覚めたときにハッとして掴む手が横にある事。

そんな、日常のとりたててつまらない事のひとつひとつに支えられてきたことを、

彼女は淡々と表現しています。

しみじみと心が温かくなるような文章で、

「ああ、結婚生活ってこういうことなんだよな」と、

結婚生活に息づまる時なんかに読み返したくなります。

現在普通に購入できる書籍はないのですが、

西川監督の映画「永い言い訳」

のDVDの特典としてこちらがついているようです。

岡本はアマゾンで文学界の中古を購入

二人が睦まじくいるためには  吉野弘著

こちらは結婚や子供について書かれた詩集。

この本の冒頭に「祝婚歌」という詩があります。

短い詩ですが一部をご紹介。

祝婚歌

二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと

気付いているほうがいい

完璧をめざなないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

結婚式の式辞で使われそうな一説ですが、

こちら実際に吉野さんが親戚の結婚式に出席できない代わりに、

贈った詩だそうです。

新婚夫婦へ向けた詩ですが、

結婚後数十年とたっている2人対しても、

沁みるような言葉がならびます。

愚かでいること、ふざけているほうがいいこと、

正しいことを言うことは相手を傷つけやすいこと。

これらは理想の結婚としてみれば程遠い事かもしれませんが、

赤の他人と家族となって関係を築いていく中で、

とても役にたつ素敵なアドバイスだなあとしみじみと感じました。

きのう何食べた?  よしながふみ著

最後はマンガです。

しかも男女の夫婦のお話ではなく、中年ゲイカップルのお話。

料理好きな50歳弁護士男子と少し年下の美容師男子カップルが過ごす

日常の些細なエピソードを、ご飯レシピと絡めながら展開される内容です。

マンガとは言え、レシピがお料理本のようなクオリティ!

岡本もこの中でいくつか実際に作ってみて、

定番になったレシピもあったりします。

何気ない日常のなか、手作りのご飯を食べるゲイカップル。

結婚なんて契約がなくても、

誰かと毎日おいしいご飯を食べるって、

本当に幸せなことなんだなあと思います。

条件ばかりが先に立ちがちな婚活。

たくさんのお金や、みんなに自慢できるような容姿といった、

即物的なメリットもいいですが、

それに振り回されていては疲れるだけ。

毎日の丁寧なご飯とそれを囲む楽しい時間、

なにげない生活を大事に慈しめる大人こそ、

素敵な結婚がつかめるように思いました。

これからますます寒くなってくる季節。

心も体もホカホカできるカップルが東京に溢れますように!!!

あなたらしい結婚を叶えるオーダーメイドな表参道・南青山の結婚紹介所

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