32歳 エネルギー会社勤務 女性 同じ職場男性との結婚
今回お話をお聞きしたのはエネルギー会社にお勤めの女性Oさん。
年下婚を成し遂げた彼女。
ゴールまでにはいろいろ山あり谷ありだった様子です。
―お仕事は?
石油を扱う会社で、広報の仕事をしています。
夫は、同じ会社で営業。
平日は、夫の方が忙しくて帰ってくるのは22時をまわってから。
ただ週末はお互い、基本土日お休みなので一緒にいる時間は取れますね。
平日私が家事をやってる分、
休日は彼にしっかり家で働いてもらってます(笑)
―出会いは?
彼とは私が27歳くらいの時に同じ部署だったんです。
私が営業の先輩で先にいて、彼が異動してきて。
彼は3歳年下。
後で聞いたら一目ぼれだったらしく、
当時から私にも周囲にも「好きだ!好きだ!」ってアピールしてました(笑)
ただ、それが冗談なのかなと思って、私は最初相手にもしてなかったんです。
当時、27歳の私は、外での婚活真っ最中!
27~28くらいの時に、集中して合コンしてました。
合コン仲間を作って部活のように活動して。
レールに転がるように合コンしてましたね。
とにかく数打たないと、いい相手に当たらないだろうなと思って。
2年間で500人くらいに会ったかな。
でも結局、ああいう活動して実際にお付き合いしたのって2人くらい。
いいなあと思ってもお付き合いまで至らなかったのは2人。
そのうちの一人は彼女いたし(笑)
こう考えると効率悪いですねー。
合コンしてるうちに、自分がどの業界に強いかってわかってくるんですよね。
私は商社系にはウケないけど、マスコミには強いってことがわかりました。
就活みたいだ(笑)
そんな中、私が部署を異動することになったんです。
そのタイミングで、今の夫である後輩の彼に正式に告白されて、付き合うことになりました。
婚活中にはまってたものが“占い”。
その占いで、「運命の人は身近にいます」って言われたの覚えてます。
占いは今でも好きで、家を購入するときとか、人生の選択のタイミングでしてますね。
当時は、頻繁に占いに通ってまして、質問をするのはいつも「結婚はいつ?」でした(笑)
―お付き合いは?
告白されたのが部署異動のタイミングで、私は28歳でした。
彼は25歳だからまだ若いとは言え、私の方ははやく結婚したい気持ちでいっぱいでした。
結局4年付き合いましたね。
正直長かったです。
彼は社会人野球の選手で、どっぷり野球生活につかってるような人。
しかもキャプテンを務めていて、住んでいるところは野球部の寮。
筋金入りです…
そんな彼を結婚に意識を向けるためにいろいろ頑張りました。
まずは、彼の野球仲間やその奥様から
「結婚はいいよ~」「結婚しないの?」と聞いてもらって。
周りから攻めてみました。
そして私自身も、誕生日とか記念日とか、
折に触れて結婚についてどう考えてるか確認はしていました。
でもやっぱり、彼の1番は野球。
これは、彼自身が「やり切った!!」って感じるまで待たないとダメかな?
と思って途中から作戦変更しました。
野球をやるだけやって燃え尽きたら、
本人も結婚してもいいかなって気になるんじゃないかな?と思って。
当時は一分一秒早く結婚したいと思ったけど(笑)、
結果的には1年待ったのがよかったです。
時期が来たら、彼の目がしっかり結婚に向きました。
きっかけとしては、彼の野球仲間が次々と結婚し始めていて。
その流れに乗っかった感じです。
結局、私が32歳になる2日前に入籍しました。
約4年!長かったですね~。
でも長い目でみて、あの時待ってて本当によかったと思います。
あと、あれだけ結婚に関して労力と情熱をかけられたのも、
20代後半から30代前半だったからとも思います。
30代後半だったらその気力がないかも。
当時の私をほめてあげたいですね(笑)
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20代後半で激しく婚活合コンしていたOさん。
2年で500人!感服です!!!
それだけたくさんの人に会ってみても、
運命の人は一番身近にいたんですね。
考え方を変えれば、それだけたくさんの人に会っているから、
身近な彼の良さに気づけたのかもしれません。
そして、占い。
岡本も20代のころはまりました。
今考えると不思議なんですが、当時は真剣に占い師のお話聞いてました。
婚活って、勉強や仕事と違ってどんなに努力しても、
先の見えない不安があります。
この不安をちょっと楽にしてくれるのが占いだったんですよね。
真っ暗闇の道を、携帯くらいの灯りでともしてくれるのが占い。
それくらいでいいんです。
結局は自分で道は探すしかないのだけど、
携帯くらいの灯りで気持ちは少し軽くなるものなのです。
そして無事お付き合いは始まったものの、最後の関所がプロポーズ…
20代後半から30代前半の4年間はきっと長かったことでしょう。
Oさんみたいに、彼がやりたいことをやり切るまで待ってみるっていうは、
忍耐はいりますがテクニックの一つではあります。
きちんと周りから(しかも信頼する友人から)のプレッシャーで根回しをしつつ、
Oさんご本人の意思を伝えて、あとは彼の気持ちが結婚に向かうのを待つ。
「北風と太陽作戦」です。
今回の場合は熱中しているものが野球でしたが、
これが仕事って男性も多いのでは?
仕事のやっかいなところは、明確な切れ目がないところ。
エンドレスで忙しいことが多いですよね。
ここで男性の言う「仕事が落ち着いたら」「もっと稼げるようになったら」は要注意。
もし落ち着いた状態になったとしても、
次の不安がやってきて、もっと頑張らないと!という心持になるらしいです。
(男性の方いかがでしょう?)
その状態に満足してればいいのにねえ。厄介ですよね。
そういう男性には、
「今のあなたで大満足でこれ以上は望むものはありません。幸せ!!」
と伝えてあげるだけで、彼の意識が変わったりすることもあります。
押したり引いたりのさじ加減。
なんて面倒くさい!!!!とは思いますが、
最後の関所を越えればゴールはすぐそこ♪
ハチドリがあなたの「箱根の関所越え」伴走いたします!