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yuko

35歳 専業主婦 女性  航空会社社員男性との結婚


今回お会いしたのは、結婚を機に専業主婦になったKさん。

結婚前は体を壊すほどの働きマンだった彼女が

専業主婦の選択をした山あり谷ありの経緯。

とても素敵なお話でした。

―結婚前のお仕事は?

私は地元が北海道で、地元の銀行に勤めていました。

2011年に東京支社へ転勤になってからは、

東京で法人向けの営業担当をしていました。

彼は東京の航空会社で働いています。

―出会いは?

彼との出会いは、2年前の4月です。

私は大学が九州大学なのですが、

同じ大学の先輩女性と東京で開催された

大学同窓会で知り合いになって。

その彼女が仕事で知り合ったのが彼です。

たまたま彼も九州大学で。

彼女を通して紹介してもらいました。

彼とは当時職場の場所も近くて、ご縁がありましたね。

―それまで婚活はされてましたか?

東京に来たのが30歳の時なのですが、

その時は婚活してなかったですね。

忙しいのもあって、土曜も会社に出社してるほど。

私はもともと器用ではないので、

仕事と恋愛を並行できないんです。

よく考えると社会人になってから、

きちんとした彼氏がいなかったかも!!

干物女ですね(笑)

基本1人が好きで、1人で東京のいろいろな所に行ってみたり。

シングルが全然苦ではなくて、むしろ心地よかったんです。

仕事が忙しいから、とにかく家でしっかり休みたかったし。

それなのに、今の夫とは

いくら仕事が忙しくても、会うと疲れがとれるくらい。

頑張らなくて良いし、とにかく居心地が良かったんです。

―お付き合いは順調でしたか?

実はお付き合いを申し込まれた当初はお断りしてたんです。

私は本社が北海道の会社に勤めていました。

出会ったときは東京勤務3年目で、

そろそろ帰らなくてはいけない時期。

親も地元に帰ってきて欲しがっていました。

4月に最初に出会ってから、

6月には彼からお付き合いを申し込まれたんです。

彼の事が大好きだったし、

申し込まれたすぐにはOKしたのですが、

その話を北海道の親にしたら大反対されて。

私も、東京に出てくる時には「北海道に戻ってくるから」

と言って出てきた手前、親を説得できませんでした。

あとは、OKしても北海道への転勤が迫っていたのもあって。

キャリアを積むために東京へ出してくれたのが会社なんだし。

彼に対して、お付き合いの先がないのは

失礼かなと思ってお断りしました。

一度は断りましたが、ものすごく辛かったです。

忘れられなかったんですよね。

ずっと、一人でうじうじしてたのですが、

彼から8月に再度連絡があって。

なんてことない連絡だったのですが、

その後やり取りが続いて秋に再会したんです。

で、年明けには正式にお付き合いすることになりました。

お付き合いは初めは断ってみたものの、

断ってから再度付き合うまでにいろいろ考えてました。

考えた結果、彼と一緒にいたい!

というのが私の中で1番になったんです。

とりあえず、先のことは考えずに付き合いたいな、と。

年明けに付き合い始めたのはいいのですが、

早速2月の異動の時期には転勤があるなと思ってました。

いずれは結婚したいけど、内示がどうなるかが不安。

何より彼と離れるのが不安でした。

でも、異例のもう1年延長。

人事の玉突きでたまたまだったんですが、

神様が背中押してくれてると思いました。

―結婚についてはどう考えていましたか?

彼のことは好きだったので結婚したかったです。

でも一番の難関は両親…

両親の説得については、じわじわとしていました。

実家に帰るたびに根回し大変でしたよ(笑)

いいお付き合いしてるし、何より彼のことが好きだって伝えていました。

それを何か月もつづけて。

そうするうちに「好きならいいんじゃない」と父が言ってくれて、

母が納得してくれる運びに。

彼からは7月に

「結婚を考えてくれませんか?」

というプレプロポーズを受けました。

正式に付き合い始めて7か月くらいですね。

その時は、「考えます」って答えました。

プレプロポーズはすごくうれしかったです。

はじめにお断りしてから、再開してお付き合いするまでに

かなり考えていたので、その時彼と別れるっていう選択肢はなかったんです。

でも、親が許してくれるかな?会社どうしようかな?というのが悩みでした。

まだ、親には了承もらってない状態でしたし。

プレプロポーズを受けた後、

親と話してる時に、

「向こうはどう思ってるの?」って聞かれて。

これはチャンス!!と思って

「彼は結婚したいと思ってるみたいだよ」

と答えたら、

「だったらお話を進めたら?」と許してくれたんです。

特に母親は34歳の娘の行く末は心配していました。

地元の会社に就職したんだし、結婚も出産も親の近くでするのが

娘にとっての幸せだ!と信じているような人だったのですが。

「34歳っていう歳だし、娘も好きだって言ってるし…」

と根負けした感じですね。

地元の人とのお見合いも、よく持ってこられてましたよ。

そういうのがあると、

逆に彼の方がいい!と思ってしまうあまのじゃくな私で(笑)

仕事については、辞めることに迷いはありませんでした。

いつどのタイミングで会社を辞めるかを悩んでました。

もし私が若かったら一度地元に帰ってお付き合いを続けてみる

という選択肢もあったかもしれません。

でも年齢のこともあって、

この人と結婚しないっていう選択肢がなかったんです。

一番迷惑かからないのが、定期異動のタイミングだと思って、

11月には「2月で退職したいです」と会社に言いました。

直属の上司はびっくりしてました。

でも私の年齢のこともあったし、

表向きは祝ってくれいました。

中には「こんなことなら東京にださなかった!」

なんて嫌味言ってくる人もいたんですが、

だったら妙齢の女性を東京に出すな!って言いたいです。

正式なプロポーズは、

彼の実家の福岡に旅行に行った際に、

泊っているホテルの部屋に

「結婚してください」って書かれた手紙が置いてありました。

シンプルな言葉でしたが、とてもうれしかったです。

―今後の仕事についてはどう考えてますか?

キャリアに関しては、もったいないなあとは思ってはいるんです。

ただ、東京に来てから2年くらいして、

婦人科系の疾患で体調崩した時期があって。

やりすぎで体が悲鳴を上げてたんですね。

働くのは好きだし、人と会うのも好きだし…

かなり迷ったんですが、ここで一度リセットするのもいかなと。

彼は、「働いても休んでもどちらでもいいよ」と言ってくれます。

彼が心配してるのは

本当は仕事したいのに、家に嫌々居るのではないかな?ということでした。

仕事を辞めた今、そんなことはないんですけどね。

私は器用でないので今までのように働いてたら、

クタクタで家庭のこともおろそかになりそう。

選択に関してはまったく後悔してないし、

間違ってないと確信してます。

もともと優柔不断の性格だし、いろいろと決断できないのに、

こんな大事な人生の選択を

彼だったから決められたんですね。

しっかり考えつくした結果が今なので満足しています。

もしあそこで決められてなかったら、ずっと独身だったかも(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょっと真面目過ぎでしょ!!!と突っ込みたくなるほどのKさん。

34歳妙齢女子が素敵な彼とのお付き合いを断ってまで

義理立てしようとした“親”と“仕事”…

自分の将来については、親や会社は責任とってくれませんから!

幸せの選択は自分でするしかないんですよね。

まわりがなんと言ったって、自分の面倒は自分でしかみれません。

正式にお付き合いするまでしっかり悩んだかいがあって、

自分の気持ちに軸があってぶれないKさん。

だからこそ山あり谷ありですが、

お付き合いから結婚までとんとん拍子に進んだ様子です。

ご両親からのプレッシャーを受けるのは

と以前も書きましたが、

上手に時間をかけて根回しされてますね。

感情的にもならずに大人な対応です。

仕事も悩みますよね。

男性よりも女性の方が結婚について悩むのは、

結婚は

男性にとっては人生の足し算のイベント

女性にとっては人生の引き算を含むイベント(もちろん足し算の部分もありますから)

だからでしょう。

男性は結婚を機に仕事が変わるわけでもなく、

子供が生まれても産休とって仕事を休むことはありません。

女性にとってはライフスタイル自体の変化が往々にしてあるし、

転勤のある職種など相手の男性によっては

仕事を辞める選択にもつながります。

悩む要素が多いんですよね。

Kさんは、お付き合いまでの間に悩みぬいたから

専業主婦の選択には後悔はない

と気持ちよくお答えいただきました。

本当にいいお相手だったんだなと、

こちらまでうれしくなりました。

東京であれば(雇用契約にこだわらなければ)

契約社員や派遣社員でも、

これまでのスキルを活かした

やりがいのある仕事も探してみればあります。

働き方が多様な街なのはありがたいですね。

専業主婦でも、独身でも、ワーママでも、選ぶのは自分!

しっかり悩んで、行動して、やり切って、

最終的には笑っていられる選択を。

ハチドリがあなたの選択を応援します!!!

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