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yuko

31歳 出版社勤務 男性 専業主婦女性との結婚


今回お会いしたのは、

出版社にお勤めの31歳男性のYさん。

31歳の若さで7歳と4歳のパパです。

いわゆる、学生デキ婚でのYさんの結婚ストーリーお聞きしました。

―お仕事は?

出版社で広告の営業推進の部署にいます。

1年前に転職したのですが、

それまで地方のTV局で営業をしていました。

妻は専業主婦です。

―出会いは?

僕は地元が福岡なのですが、

大学は一橋大学で東京にできてきました。

妻は大学3年の時に出会った

東京の短大に通っている学生で2つ下。

僕が卒業するくらいのタイミングで彼女の妊娠が発覚して。

そのまま結婚しました。

―奥様は学生結婚ですね。結婚に至った経緯は?

妻が短大2年生になるタイミングでの妊娠発覚なので

当時彼女は19歳。

彼女が20歳になるのを待って入籍しました。

僕は就職先が地元のTV局だったので、

卒業して地元にもどり、彼女もいっしょに来たんです。

もちろん、彼女は大学を辞めることに。

もともと、専業主婦でもいいなあという志向の人だったので、

働きたい!!という強い希望もなく、

その点は良かったです。

ただ彼女は東京生まれ東京育ちの生粋の江戸っ子。

地方で生活するという方が辛かったみたいです。

赤ちゃんもいるし、

はじめは僕の実家で暮らしていたのですが、

あまりの田舎で耐えられなくなり、

博多に引っ越しました。

その後、僕が東京支社に転勤になり、

東京へ戻ることに。

生活については、それなりに苦労しました。

福岡にいる時は、

新天地での子育てで、

ストレスの多い彼女をケアする意味でほとんど飲み会にもいかず、

会社と家の往復をしていました。

これが3年くらい続いて。

で東京に転勤になったのですが、

仕事上、社内外と飲みに行くのが必須の業務に。

彼女には、

毎日飲み会が続く代わりに、

彼女の実家の近くに引っ越すことを提案しました。

通勤は遠くなって大変なのですが、

彼女のストレスを軽減するためです。

その後、子供の学校のことを考えたりすると、

僕が地元にもどるという選択肢はないなと思い始めました。

それで東京で転職活動をしたんです。

結果、収入面もステップアップしてプラスになったと思います。

―若くして結婚されたことを振り返るといかがですか?

彼女とも話すのですが、今、妻は28歳。

2人産んで、もう産み終わりです。

順調にいけば45歳で子育てが終わるので、

あと少し頑張れば自分たちだけの生活になれる!

と希望を持っています。

早く子供ができたことで、

人生設計が早めに立てられたのが良かったですね。

1人目ができた時点で、次の子の年齢差を話し合いました。

僕の希望は4歳差。

上の子が大学を出るのと、

下の子が入るタイミングを合わせたかったのですが、

彼女はそんなに離したくなかったみたいで。

4歳差だと、

6年間中学校が続くなどして、

母親が子供の学生生活にかかわる時間が増えるとのこと。

結果3歳差になりました。

あと彼女が社会人になってから子供ができたりしていたら、

僕の地元に帰るという選択肢はなかったかもしれません。

学生のうちで、

ある意味なにも分からず結婚したのが結果よかったかも。

妊娠が発覚したときはものすごく驚いて、

どうしよう??と悩みましたが、

人生何が契機になるか分からないですね。

すべてタイミングなんだなあとしみじみ思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

晩婚化が進む東京で、めずらしい早婚カップルのお話でした。

岡本のまわりには、

学生のうちに妊娠結婚された方がいなかったので、

勝手なイメージで苦労が多そう!と思っていたのですが、

Yさんのお話を聞いて目から鱗!!な感じがありました。

確かに20歳くらいで子供を産んでしまえば

45歳前後で子育て終了。

そこから40年くらいは

夫婦で楽しめる生活が待っています。

これが40歳に妊娠出産だと、

65歳前後に子育て終了。

定年のことも気になってきますし、

違った心配が出てきそうです。

そして、若い奥様との結婚生活をうまく回せたのも

Yさんの心くばりあってこそなんでしょう。

奥様のストレスをケアするために、

仕事もプライベートもセーブして家庭を優先する時期や、

通勤が大変でも彼女に実家の近くに住むなど、

メリハリをつけて結婚生活をマネージメントしている感じがします。

なかなか男性ってこういうことできないのでは?

男性って今の状況を優先して、

長い目で見た人生設計を立てない傾向があります。

岡本の友人女性で若い頃に

何歳で運命の人に出会って、何年付き合って、

何歳で結婚して、何歳までに子供を産み終わって、

など人生プランノートをまめに更新してた方がいます。

それくらい、先のこと考えるのが好きなのが女性。

(彼女たちは結婚した今でも人生プランノートつけてるのかしら?)

男性は仕事に没頭したり、遊びに没頭したり

その時、その場での事柄に集中して、先のことは後回し。

気づくと周りも結婚し始めて、

そろそろじゃあ俺もって感じな方が多いのでは?

20代は仕事に没頭して、思い切り遊んで、

40代でそろそろ結婚も素敵だと思います。

でも、さっさと子育て終わらせて、

お金と余裕が多い40代からを

夫婦で謳歌するのも素敵ですよね。

この価値観、若い時の自分に聞かせてやりたい(笑)

何が幸せかはその人次第。

茶道のお稽古に通ってる時に、

お軸にかかっていた

吾唯足知(われただたるをしる)

という言葉が沁みたことがあります。

頑張った上での自分の選択を信じて、

それを楽しめる毎日を送れるのであれば、

まさにそれが自分サイズの幸せなんだなあと

Yさんのお話を聞いて改めて思い出しました。

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