シアワセはどこにある?
今回は、幸せになるもならないも、
相手ではなく自分次第というお話。
どんなに好条件の人と結婚したとしても、
他力本願では、絶対に不満が生まれます。
私はこうしたかったのにあなたがこうだから…。
あなたのせいでこうできなかった…。
専業主婦、Mさん40歳のお話。
10年前にドイツ人の男性と結婚をして、
二人のカワイイお子さんに恵まれています。
彼女の旦那様はかなりの自由人で、
しょっちゅう転職をします。
私が知っている限りでも5回は転職していました。
時にには転勤を伴うこともあり、
Mさん一家はベルギー、アメリカ、イタリアと
ワールドワイドにお引越しを繰り返していました。
私はそんな彼女をずっと尊敬していました。
友達もいないし、言葉も通じない。
そんな土地で出産まで経験したMさん。
旦那のわがままに振り回せられて、
文句を言いながらもちゃんとついていく。
私には真似できないよ、本当すごいね、偉いね、と伝えたところ、
「私は流されやすいというか、
あんまりこうしたいっていうのがないの。
でも与えられた中で幸せを見つけるのは得意かも。」
と話してくれました。
私はMさんに対して、さらに尊敬の念を抱きました。
それってすごい才能だよ!と。
結婚生活は人生そのものなので、
うまくいくときもあれば、いかないときもある。
うまくいかない時に、こんなはずじゃなかったと嘆くよりも、
その環境の中で幸せを見いだせることって
ものすごい生命力というか人間力だと思います。
旦那様もただ適当に転職しているわけではなく、
自分なりのキャリアアップを目指しているから、
そのために陰ながら私もアドバイスしたり、
彼にとってよくなるように誘導しているんだよ、
とも話してくれたMさん。
旦那様は彼女のそんな才能や魅力を早々に感じ取って
生涯のパートナーに選んだのだなあと思いました。
ちなみにMさんは結婚前に長く同棲していたのですが、
結婚のきっかけは子供だったようです。
子供を産みたいから結婚したい彼女と、
子供ができたら結婚しようという旦那様。
国民性の違いなのか、日本では順番が違う!と言って
籍を入れたそうです。
昔からちゃんと誘導できていたのですね、さすが!
相手に幸せにしてもらうのではなく、
自分で幸せを作るくらいのつもりで生きたほうが
結果的にハッピーになれる気がします。
この前池上さんのお話でもありましたが、
幸せの物差しはひとそれぞれ。
まわりの意見に左右されずに、
自分の物差しで測れるようになったら、
シアワセは案外身近にあるのかもしれません。
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