離婚ってすっかりメジャー?
有名人の離婚報道って、気づけば耳にする話題です。
知り合いの中でも離婚経験者って、
そんなに珍しい事ではなくなっていますよね。
岡本も最近親しいご夫婦が離婚されたことを聞いたばかりでした。
生き方の選択肢が増えた昨今、
離婚率ってホントのところどれくらいなのでしょう?
毎年厚労省から発表される人口動態統計によると、
2015年は3組に1組が離婚してることになります。
3組に1組って、すごい確率!!と思われるかもしれません。
でもこれって実は
「調査年(2015年に結婚した夫婦)と(調査年に離婚した夫婦)を
対比しているので、全国の夫婦の中での離婚率ではないのです。
もっと肌感覚に近いデータとしては、
人口1000人当たりの離婚件数を示す離婚率で「1.81」。
1000人いたら離婚してる人は2人以下くらいという感じです。
これなら何となくうなずける割合ですね。
世界で見ると日本の離婚率って高いのでしょうか?
国連の「Demographic Yearbook2013」によると
G8の中での離婚率の順位は(カナダはデータなし)
第1位 ロシア 4.7 第2位 アメリカ 2.8 第3位 ドイツ 2.3 第4位 イギリス 2.1 第4位 フランス 2.1 第6位 日本 1.8 第7位 イタリア 0.9
意外に日本の離婚率低いじゃないですか!
情熱的な国民性と思われがちなイタリアの低さにも驚きです。
ロシアは日本の2.6倍以上。
圧倒的な離婚率の高さですね。
では、日本で離婚しやすい年齢って傾向があるでしょうか?
厚生労働省 平成 21年度「離婚に関する統計」によると、
一番の最新データの2005年でもっとも離婚が多い年齢は、
男女とも30~34歳でした。
女性は2000年までは25~29歳が一番離婚率の高い年齢でしたが、
2005年には順位が30~34歳が1位と逆転しています。
男性は、30~34歳が1位、35歳~39歳が2位。
30代前半は離婚が多い世代であると言えそうです。
最近の初婚年齢の平均が
夫30.7歳・妻29.1歳
(2015年厚生労働省による5年ごとの調査「出生動向基本調査」より)
なので、結婚しておよそ5年以内に離婚をしている夫婦が多いのですね。
男女のお付き合いについてはよく、
3日、3週間、3か月、3年の時が山場と言いますが、
3年超してもまだまだ油断できないのか…と気が遠くなってしまいます。
熟年離婚の話題もききますが、
全体で比べると、やはり30代の若い時期の離婚が多いのは事実。
以前も書きましたが、結婚は時間を重ねることで相手との関係を育てていくもの。
恋愛とは違って途中でなかなか投げ出せない特殊な関係です。
一概に言えませんが、燃えるような恋愛からスタートすると冷めるのも早いことも。
スタート時に恋愛感情がないからこそ、
穏やかに関係を育もうとする気持ちが、長続き結婚の秘訣かもしれませんね。
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