素敵結婚は幸せゴールじゃない

先日、友人女性とランチをした時の事。
彼女は、出産したばかりのお母さんのケアすることをお仕事にしています。
新米ママの不安と向き合う中で、
ママたちが育児について「それで大丈夫だよ」と第三者に言ってもらうことで、
緊張がとけて気持ちが楽になることがあると話していました。
それを聞いて、
第三者に「大丈夫だよ」って言ってもらえて安心して前向きになれるのは、
婚活でも一緒のことじゃないかなと思いました。
私たちのまわりには、素敵なお手本がそこら中にあふれています。
女性誌では、
働くお母さんは独身の時と同じようにやりがいのある仕事をバリキャリで働きながら、
子育てでも手を抜かないファッションで、
手作りのお菓子を作ってお誕生会を開催して、
素敵な旦那様とはたまに2人きりのデートへ。
専業主婦ママだって、
いつもスキのないメイクと嫌味のないファッション、
子どものお受験だって一生懸命で、
ママ友との集まりではすこしだけ差をつける着こなしを。
独身の女性も、
異性からも同性からも好感度の高いファッションで、
誕生日には自分へのご褒美ジュエリーを奮発して清水買いして、
月に1回は素敵な男子と出会って(笑)、都内を車デート。
素敵なお手本は現役世代だけでなく、
50代、60代と続いていくのです…
そろそろ婦人画報あたりでの1ヶ月コーデに、
今日は孫を幼稚園へお迎え。しっかり手をつなぐからセリーヌの斜め掛けバックが活躍!
なんてことが登場するかもしれません。(もうすでにあるのか??)
一昔前までは、素敵なお手本って雑誌やドラマの世界だったのに、
いまでは身近な人までも、SNSで自分なりの素敵ライフスタイルを余すとこなく披露。
岡本は素敵さの海に遭難して、息が詰まりそうです…
みなさんの中にも意識はしていなくても、
自分のいるステータスの中での目指すべきお手本を強要されているようで
息苦しく感じている方もいるかもしれません。
分かりやすいお手本があふれるせいで、
ちょっとでもそれに外れてる自分のことを引け目に感じたり。
婚活についてもお相手選びに関して、
素敵なお手本から外れる人をはじめから除外しがち。
稼いでる私には同じくらいか、もっと稼ぐ男性でないと妥協したって友達から思われる
とか
こんなに稼ぐ自分は、若くてかわいいトロフィーワイフが正解
とか。
お手本から外れないことを大事にした婚活には達成感があるかもしれませんが、
幸せ感はどうでしょう?
まわりから賞賛と憧れのまなざしの結婚式は、残念ながら一瞬で終わってしまいます。
それから40年間もの長い結婚生活が始まるのです。
最終的に一番の正解は、自分が幸せだと思えるかどうか。
まわりがうらやむような素敵なお手本ではないんですよね。
正解はもちろん人によって違うと思います。
信頼できる相手との結婚かもしれないし、
主夫になって自分を支えてくれる相手との結婚かもしれないし、
結婚せずに一人で気ままに生きていくことかもしれない。
これまで一生懸命働いて様々な経験してきたあなたの選択で、
間違いな事なんてないのです。
何を選んでも大丈夫!!!
だから、自分が心のままに幸せに感じることは何なのかを改めて意識してみませんか。
それがインスタ映えするような素敵なことでなくても大丈夫(笑)。
私たちのような婚活をサポートする仕事では、
その方の選択を肯定してあげることも大事だと思っています。
こういう仕事をしておいて、こんな事を言うのはおかしいのですが、
その人の幸せが結婚でないのであれば、その選択も肯定して応援します。
ハチドリの婚活サポートは、
もちろん成婚に向け全力投球いたしますが、
最終的なゴールは結婚ではなくて、その方ご自身の幸せです。
一緒に悩みながら、二人三脚での幸せ探しいたしましょう!!
あなたらしい結婚を叶えるオーダーメイドな表参道・南青山の結婚紹介所
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