出会いアプリは婚活の敵
最近、独身さんの話を聞いていると、
年代男女問わずアプリを活用している方の多さに驚きます。
ペアーズ、omiai、ゼクシイ縁結び、ティンダーなどなど。
先日は”Dine(ダイン)”という
ご飯を食べに行くことを目的にしたデートアプリの存在を聞いてびっくり!
行きたいお店と日付を先に登録することで、
実際に出会える確率がぐんと高いそうです。
岡本が婚活前線の第一線戦士(笑)だった2000年代中盤には、
今のような恋活アプリや、婚活アプリは当然ありませんでした。
(みんなガラケーでしたから)
なので出会いの命綱は“合コン”!
合コンの幹事をされたことのある方は分かると思いますが、
開催しようとするといろいろ手間がかかって面倒なことが多いのです。
まずお相手探し。
それからその相手にあったこちらの戦力選抜(これ重要!)、
お店の設定、当日の気配りなどなど。
よく男性の意見で「女性は自分よりかわいい子を連れてこない!!」
と合コンあるあるのように言われますが、
岡本の合コン信条は
「自分よりかわいい子と、面白い子を必ずメンバーに入れる」でした。
合コンした男性陣に
「今日はかわいい子もいたし、楽しかったし。
岡本さんと合コンするといいことあるかも」と思わせるため。
次の合コンにつながります。
何事もセルフブランディング(笑)。
という合コンなので手間がかかる分、出会いに重みがあって、
次につなげようという意識が強かったのです。
合コンして「楽しかったー。さようならー」では
その準備の時間や当日の時間が全くの無駄!
私は「1合コン1デート」のルールを自分に課していました。
かわってここ最近ですが、アプリの登場で飛躍的に出会いの数は増えたと思います。
なのに不思議なことに、婚姻率は12年前よりも減っているのです。
婚姻率
2005年は0.57%(1000人につき5.7人が結婚)
で
2017年は0.49%(1000人につき4・9人が結婚)
※厚生労働省が毎年出している人口動態統計の年間推計より
出会いは増えているのに、
結婚につながる出会いになっていないという結果でしょうか。
最近20代の婚活女性のお話を聞く機会がありました。
彼女はここ1年アプリを中心に婚活をしていて、
50人(!)くらいの人とご飯にいったりしたそうです。
でもひとりも恋人候補になるような人には会えず…
彼女曰く
「いいかな?と思った男性でも、
ちょっと気になることがあるとすぐに会うのをやめてしまうんです。
アプリを使えば出会いはたくさんあるし、もっといい人がいると思って」
たくさんの人に出会いがあることで、
「もっといい人がいるはず!」という、婚活悪循環にはまっているんですね。
人間関係を考えてみても、
結婚していようが、たとえ親子であろうが、別の人間です。
100%気に入るなんてことは絶対にありません。
それは、お相手からみた自分も同じ。
以前も書きましたが、
相手の事を減点方式で見るのは婚活にとってはマイナスでしかありません。
いいところ探しの繰り返しなのです。
自分も含めて未完成なのだし、
お相手にだけはじめから完成品を求めるのが無理な話。
しかしながら出会いが簡単に手に入る今、
もっといい人がいるのでは?と思ってしまう気持ちも分かります。
それを防止するためにも出会いに重みがあれば、
ひとつひとつのご縁を大事にできることになるのです。
婚活中の男女ともにアプリなどでたくさんの出会いがあるけれど、
いい人に会えない!!という方は、
しばらくアプリ断ちをしてみることをおすすめします。
ひとつひとつのご縁を大事にしてみる。
出会ったご縁を育てるつもりで婚活をしてみると、
お相手の見方もずいぶん変わってくると思います。
大事なことはお相手ではなく“自分の考え方”なのです。
婚活は冷静な第三者の目が入ることで、
驚くほど進展することもあります。
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