結婚しない理由しか見当たらない
皆さんは、溝井喜久子さんという女性をご存知でしょうか?
御年83歳でツイッターフォロワー数が9万人!!というITおばあちゃんです。
先日彼女の本を読んだところ、結婚について色々考えさせられてしまいました。
専業主婦として2人のお子さんを育て上げ、現在はお一人暮らしの彼女。
その生活ぶりは、アクティブでまぶしい!!!
たくさんの習い事をされていて人とのかかわりも多く、習い事自体もネットで予約。
1日60ツイートはするツイッターでは日々フォロワーとの交流に忙しい。
食事もツイッターに毎食上げるので、
きちんとしたものを(インスタ映え的な笑)作る。
散歩が趣味だけど途中転んで肩を悪くしてからは
アマゾンで購入したウォーキングマシンで健康のために運動。
外出できない間も、
ネットスーパー活用で何の不便もなく過ごしていたという83歳です。
スーパーおばあちゃんだなあと思うと同時に、
歳をとって一人で生活するということに希望が持てました。
話は変わって、
先日ハチドリに相談にいらっしゃった女性をカウンセリングした際、
結婚したい理由のお話になりました。
彼女曰く、
「老後を1人で過ごすのが不安だから結婚したいんです」
結婚したい理由は人それぞれですが、
老後を誰かと過ごしたいという人は多いですよね。
ITの進歩はめまぐるしくて、
きっと今の婚活世代が後期高齢者になるころには
想像もつかない便利な世の中になっていると思います。
家に誰もいなくてもAIスピーカーが
「薬飲み忘れてますよ」
「お台所に鍋が火にかけっぱなしですよ」
と話しかけてくれる世界はすぐそばに来ている予感。
前述のおばあちゃんも「ITは老人こそ活用できる技術」とおっしゃっています。
老人でも安心して一人暮らし出来る世界をIT技術が作ってくれます。
そんな時代に結婚する意味とは??
婚活は自分と向き合う時間でもあり、正直言って楽しい事ばかりではありません。
現実を直視する場面も多く、傷つくこともあります。
以前、ゼクシイのCMで
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」
というコピーがありました。
心に残っている方も多いと思います。
“一人で楽しく安心して老後も暮らしていける時代”
に苦しい婚活をしてまで結婚する価値とは何でしょうか?
これこそ人それぞれですが、例えば岡本の場合。
岡本は結婚して12年。
大先輩方からみればまだまだペーペーの夫婦ではありますが、
それでも結婚して良かったなあと、
生活の中でしみじみ思うことは多々あります。
私の場合、激しく婚活した理由の一つに
「一人暮らしに飽きた」というのがありました。
大学進学から上京して一人暮らしをはじめて10年目の頃です。
無性に誰かと暮らしたくなったのです。
そんな単純な理由で始めた婚活→結婚生活ですが、
12年が過ぎてみて思うことは
「一人では見れなかった世界が広がった」ということ。
他人と家族になったからこそ見えた世界がそこにはありました。
長い人生、これから先何があるかわかりません。
病気になるかもしれないし、一人になってしまうかもしれない。
そんな不幸な出来事の為に誰かと家族になる期間が限定的だとしても、
結婚したからこそ体験した貴重な経験は結婚する十分な理由になったと思っています。
でも、一人でいることで広がったであろう世界にも憧れはあります。
自由に旅行したり、人と会ったり。
自分のために使える時間で広がる世界も無限にありますから。
12年結婚してみた(今のところの)結論としては、
「結婚しても、しなくても、世界は広がるし幸せにだって十分なれる」
です。
今、婚活中真っ最中で悩んでいる方はたくさんいらっしゃるだろうと思います。
ハチドリの会員さんも日々悩みながら活動されています。
結婚しなくても幸せになれる時代だからこそ、
どうして自分が結婚したいかを一度立ち止まってゆっくり考えてみませんか。
結婚するからこそ見つけられる幸せもあるかもしれませんし、
結婚しないという幸せな選択肢もあるかもしれません。
ハチドリはその方にとって一番の幸せを考えてまいります。
オリジナルな幸せを一緒にさがしてみませんか?
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