40代の自分のために、30代に出来ること。
女友達と飲んでいた時の事。
彼女は41歳独身で、外資系の化粧品メーカーに勤めるキャリア女性です。
そんな彼女がこんな事を話してくれました。
“30代後半の時は結婚をすごく焦っていたけど、
40歳になると不思議と腹がくくれたというか、焦りがなくなったの。
案外40歳過ぎてからの方が落ち着いて良い出会いができるのかも。”
女性の年齢に対する感覚は、20代から30代になる時よりも、
30代から40代になる時の方が何とも言えない恐ろしさを感じます。
特に結婚や出産を考えると、30代はラストチャンスと思うため
40歳のステージが見えてくると、ソワソワと焦る気持ちは
婚活女子なら誰もが感じたことだと思います。
田中自身も37歳を過ぎて40歳がリアルに見え始めた時、
急に焦り始め、婚活を始めました。
30代のうちに結婚しなきゃ!という強迫観念にかられ始めた婚活は、
どうして結婚がしたいのか、どんな相手と結婚したいのかが曖昧で、
とりあえずハイスペックの男性にばかりお申込みしては断られるの繰り返しでした。
就活時代にやみくもに大手企業に応募しては落ち続けた頃と同じだなと
自己嫌悪に陥ってはさらに焦るという悪循環でした。
結局独身のまま40歳の誕生日を迎えたのですが、
その直後に今の主人と出会いました。
30代の時ほど焦りはなく、半ば結婚を諦めていたので
彼のこともさほど意識していなかったのが、逆に良かったのかもしれません。
結婚は義務ではありません。
結婚しなくても楽しく生きていけます。
それでも「この人と一緒に生きたい」と思える相手と出会った時が、
自分にとっての結婚適齢期なのだと思います。
しかし、素敵な人と出会っても、
その人が自分と同じ気持ちかは別問題ですし、
そもそも魅力に気が付かない可能性もあります。
つまり婚活とは、自分にとって最高のパートナーを見つける目を養うことであり、
狙った相手にプロポーズされるためのスキルアップの場とも言えます。
田中も婚活をしていなければ、主人の良さに気が付くこともなかっただろうし、
交際半年で結婚まで運ぶクロージングスキルも身につかなかったと思います。
常にバットを振ってないとホームランが打てないように、
30代の婚活トレーニング次第で、40代の過ごし方も変わるかもしれません。
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