安全第一社内恋愛

今回お話お聞きしたのは、社内結婚をされたOさん。

社内結婚賛成派、反対派、人によってそれぞれあると思いますが、

リアルな社内結婚について色々とお聞きしました。

―お仕事は？

入社から同じ会社でシステムエンジニアをしています。

夫も同じ会社に勤めています。

年齢は私が２つ上の先輩です。

―出会いは？

彼のことは同じ会社の後輩なのでもちろん顔は知っていました。

ただずっと別の部署で、仲良くなる機会はなかったんです。

毎年、社内の人にだす年賀状のうすーいやり取りがあるくらい。

入社から７年くらいはあまり知らない同志でした。

仲良くなったきっかけは趣味の短歌です。

短歌が趣味の人って、あんまりいないじゃないですか。

たまたま社内に同じ趣味の人がいて、

その人が誘ってくれた趣味の会に彼がいたという感じです。

好きな歌人がいて、その人の本が出版された際のサイン会に

行ってみたら、彼が先に並んでたこともあって。

新宿の紀伊国屋書店でばったり（笑）

お互いがコアなファンだったので盛り上がったんですよね。

趣味のお友達期間が半年続いたあと、

たまたま私が異動になり彼のいる部署へ。

席も隣になりました。

彼からいろいろ引継ぎを受けたりしてたのですが、

すごく親切にしてくれたし、彼の仕事ぶりも好感持てたんです。

―結婚のきっかけは？

同じ部署になって以来、

彼から頻繁に連絡が来るようになって。

ほとんどは、今度こんなイベントあるよとか、こんな本見つけたよとかの趣味連絡でしたが。

でも毎晩連絡来れば、私に興味あるのかな？って思うじゃないですか（笑）

その年の年末にお付き合いすることになってから

翌年の6月には入籍したので早かったですね。

GWにお互いの実家に挨拶に行ったのですが、親も大賛成。

娘は30歳直前だし、彼は真面目が服着て歩いてるような人。

そりゃ賛成しますよね。

付き合いはそんなに長くはなかったですが、

結婚に関して心配事は何もなかったです。

同じ会社の人だからお財布事情はよく分かってる。

素性は知れてるし、周りの人からの評価も知ってる。

身元もしれていて、趣味もぴったりで、安心物件。

ちょうど相手もいないみたいだし、いいじゃん！！って（笑）

結婚して5年くらいですが問題もなく仲良くできています。

最近は彼が落語に興味がでたみたいで。

一緒についていったら私も楽しくなって。

新たな共通の趣味もできて、世界が広がりますね。

でも、短歌も落語も老後の趣味みたい（笑）

お互い地方の同じくらいの中流家庭で育ってるせいか、感覚も近いんです。

あげく同じ会社に勤めたりしてるし。

全部がちょうどいい感じで、引っかかるところがまったくありませんでした。

なんだ！こんなところにいたんだ、運命の人！！って、今考えるとラッキーでしたね。

20代前半は、素敵な車でドライブするようなお付き合いもしたい！！って思っていて

そういうお相手とお付き合いしてました。

若気の至りで、City boyと付き合いたいじゃないですか（笑）

若い時に出会ったのが真面目が服着てるような今の夫だったら付き合ってないかも。

青春謳歌した後だから、老夫婦みたいな付き合いもしっくりきたんです。

彼とは驚くほど、タイミングも環境も何もかもぴったりだったんですよね。

本当にラッキーでした。

社内結婚大賛成です！！

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リアルな社内結婚事情をお話してくれたOさん。

改めて考えると、同じ会社ってすごい安心感ですよね。

収入だって聞かなくても分かるし、

性格だって仕事ぶりからわかるし。

自分自身はもちろん、ご両親にとってもとても安心です。

職場が同じなら共通の知り合いも多くて、話もはやい。

逆に嘘がつけないっていうのはありますが（笑）

そして自分の周りにいる人って、育った環境とか受けた教育とか、

だいたいレベルが一緒だったりもします。

背伸びしたりする必要がなくて、無理をすることもない。

身近なところでパートナーを見つけられるのはとても幸せです

社内恋愛は絶対嫌なんです！って人もいるとは思いますが、

この安心感は結婚にはとても重要。

万が一、社内恋愛がダメになっても、

本人が思ってるほど周りは気にしてないものですから。

ただ、いろいろな話を聞いていると、

社内結婚してる人って、３０歳までにしてることが多い気がします。

お買い物していても素敵なものはバーゲン前に無くなってしまうものですから。

本当に欲しいものは、その場で決断！です。

社内結婚の秘訣は若いうちに勢いで決めてしまうことですね。

そして、出会いを広げる機会は”好奇心”がきっかけだったりします。

共通の趣味があるって、それだけで共感ポイントは多いし、好感度もアップです。

仕事ばかりの毎日を過ごしているなら、

少し立ち止まって世界を広げてくれる”好奇心”を大事にしてみませんか？

好きな世界がある人って、それだけでちょっと魅力的だったりしますし。

まわりにいい人がいない！！って嘆く前に、

自分の好奇心を育ててあげながら、

かつ色眼鏡を外して冷静にまわりを見渡してみましょう。

意外なところに金脈が眠っているかもしれませんよ。

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