婚活の答え

田中の友人で、就活生向けにセミナーを行っている人がいます。先日就活生の話を聞いていたら、婚活と就活の共通点で盛り上がりました。

受験、就活、婚活といった様々な試練の中で、受験と就活・婚活の大きな違いは何だと思いますか？

それは、＜答え＞があるかどうか、です。

受験勉強には必ず答えがあります。英語にせよ数学にせよ、全ての問題には必ず正解が用意されています。学校では正解を導きだすための方法を学びます。だから受験は頑張って勉強してやり方を覚えさえすれば、合格できます。

しかし、就活や婚活には答えがありません。第一志望の会社に就職すること、理想の相手と結婚することが必ずしも正解とは限りません。こんなはずじゃなかった…なんて思いをするかもしれないし、実際そう感じている人も少なくありません。

ではどうしたら良いのか？

仕事に対して、結婚に対して、もっといえば人生に対して、主体的であること。それが私の考える答えです。

幸せって、誰かにしてもらうのではなく、自分で築くものだと思うのです。

結婚して相手に幸せにしてほしいと思っている人は、理想の相手と結婚できても、不平不満があれば相手や状況のせいにしがちです。

例えば結婚して裕福な暮らしがしたいと思っているAさん。希望叶って年収1000万の男性と結婚ができました。しかし数年後に彼が独立起業をすると言い出し、年収が激減。他力本願なAさんはお金持ちと結婚すればいいと思って貯金をしていなかったので、生活も苦しくなってきます。そしてAさんは、こんなはずじゃなかったと後悔します。

一方自らの手で幸せを築こうと思っているBさんが同じ状況に陥ったとしたらどうでしょうか。Bさんは自己実現のために仕事を一生懸命頑張っています。金銭的にも相手の収入や貯金で幸せになろうとは考えていないので、貯金や資産形成を行っています。他者に幸せにしてもらおうと考えていないBさんは、相手が独立起業して年収が下がっても、それで不幸とは感じません。

自ら幸せを築こうとする人は、相手がどうであれ、その時々の状況下で自分なりの幸せを見つけることができます。自分の人生の答えは、誰かに任せるのではなく、自分でしっかり見つけたいですよね。

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